莉雨ISM

趣味、恋愛、コスメ中心に好きなことを自由に

円満な別れも存在する

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実は8月中旬から私はこんな感じでした。

けれど、少しずつ本来の私の良さを取り戻し先日決着をつけてきました。

自分としてはいい終わり方だったなぁと思いながら追記に振り返り。

 

それはあまりにも突然の出来事

まあ、こんなことを書いたら気付く人は多いと思うのですが、8月中旬から突然それは起こったのです。

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この記事書いて少しした後だったのでびっくりだな。

だけど、私も結局は1ヶ月ぐらいで出来てしまったので人のこと言えない(笑)。

でも、少し普通の恋愛ではなかったので人と一緒にされると「うーん」って感じなんです。

私の場合は実は元彼が病気を抱えていました。ちゃんと言えば『障害』なのですが私は『病気』と言い換えています。障害名は伏せますが系統で言えば精神です。

私はその特性を理解した上で接していました。普段から彼と同じ病気を持つ方を相手にしたお仕事をしています。

彼の場合は軽度に近いのですが、恋愛関係になると安定してたものが少し崩れやすくなっていきます。なので、私もかなり彼に負担にならないように伝えることをかなり吟味してみました。これなら言っても大丈夫、これはちょっと言ったら精神的負担になるかもしれない。

 

彼が私を好きになってくれた理由は「物事をはっきり言う」というのが1つでした。

嘘つくのは正直得意じゃなくて割と私はストレートに言ってしまいます。正直に言うと、私は学生時代人間関係で色々苦労しているのでこれが思えばきっかけだと思います。いい子ちゃんとはまた別だけどね。割と意見交換とかは好きです。

 

実は彼とは半年経って喧嘩、とまではいかなくても一度距離を置こうってなったことがありました。その時は1週間ぐらい距離を置いて再度お互いの意見を言い合ってこのまま付き合おうってなったのですが、少し違和感はあったんです。

彼は言葉では「俺も悪かった」とは言ってるものの、此方のどこが不満で爆発したかがわかってなかったのです。本当はここでもう一歩詰めておけば良かったんだけど、その時の私は今までみたいに話せないのが嫌で早く元に戻りたいって気持ちが強くてどちらかと言えば年下の私が一歩下がりました。ギスギスした関係は良くないんじゃないかって言い出したのは私だったし。

その後は特に大きな問題はなく過ごし、私の誕生日はどうするだとか1年記念日はあれをしようと決めていました。貯金もしてたしね。

 

順調に思えたお付き合いに終止符がいきなり打たれます。

 

それは多摩川の花火大会の時。いつも通り楽しくデートしてたけど大雨の影響で中止に。普段だったら長い時間一緒にいる筈なのですが、彼も風邪気味で体調悪かった&電車が心配ってことで早めの解散になったのです。ご飯の時の会話もあんまなかったし。

 

更に数日後、彼から1通のLINEが入ります。

 

『明日仕事終わったら話したいことがあるんだけど時間大丈夫かな?』

 

私は嫌な予感がしました。

 

『そのことで引きずって仕事が出来ないのが嫌なんだけど、それは今言えないことなの?』

『わかった。今、電話する』

 

すると、電話の内容は突然の「別れたい」と言った内容でした。

あまりにも突然すぎて私もパニックになって泣き出したのを今でも覚えてます。

こちらが理由を聞いてもちゃんとした答えは返ってこない。私は冷静になりたかったので1,2週間時間を置きたいといいました。

 

少し冷静になって整理してみた

私なりに考えたのは今回の理由は彼の持つ病気が大きな原因なんじゃないかと思いました。

ですが、彼は病気のせいにしたくないからか私の意見に耳を傾けようとはしませんでした。普段ならそれはないのですが、それが彼の病気の弱点の1つなのかもしれません。

病気を持っていることは知っていたけど、彼は自分から話そうとはしませんでした。私は彼から言ってくれるのをずっと待っていたのですがいつまでだっても言う気配がなく、痺れを切らして遂に聞き出したらあっさりと答えた経緯があります。

 

ネットで色々検索もしました。改めて彼の病気のことを調べたりね。

考えれば考えるほど自分が間違っているようには思えなくて、遂には手相まで見てもらいましたね。第3者の意見も訊いてみるのも悪くないと思ったので。鑑定士さんに恋愛で悩んでいることを相談すると色々調べてくれまして、元々彼はプライドが高いからなかなか難しいことを言われました。今後のことを相談すると「貴方の今持っている考えは変える必要はないけどあとは向こう次第ね」と、言われました。

 

思えば、彼の病気は環境に左右されやすい病気。職場も変わって本人に聞いても「大丈夫」の一点張り。彼は辛くても本音を言わない人だったんでしょうね。4月に一度ぶつかり合ったとき「ちゃんと本音を言う」という約束をしたけれども彼は守ってなかったと思います。

 

再度、詳しく彼の気持ちを知る

改めて、約束の日に会って言われたのが

 

「俺は変わってないよ。これからも変わらない。莉雨と別れたいと思っている」

 

この言い方がその時はカチンときましたね。

突然ブチ壊しているのに自分が悪いとか思ってないんだって。

 

「・・・・・・、じゃあ友達として付き合うのは?」

「わからない。もう二度と会わないかもしれない」

「そもそも、いつから別れたいと思ったの?」

「5月くらいかな・・・・・・。段々、莉雨が好きって気持ち無くなっちゃって」

「へぇー。私を弄んでたの?」

「そういう訳じゃない・・・・・・。ただ、前みたいにまた付き合ってけば好きな気持ち戻るとは思ったんだけどそうはならなくて段々と一緒にいる方が辛くなってきた」

 

笑ってた時もあったし、とてもじゃないけどそんな器用に演技出来る人ではありません。それからも彼は矛盾することばかり。

 

「・・・・・・じゃあ、友達になるのは?」

 

これが私の譲歩でした。

 

「それは・・・・・、出来ないかもしれない。もう二度と会わないかもだし」

 

全否定でした。

ここで私が「別れよう」と言えば話が終わりだったのですが、私の中で一番許せませんでした。何度か言おうと思ったけど認めたくなかった。

彼に振られたのではなく、彼の病気に振られたのだと悟ったから。

何度も唇をかみしめたけど言えなかった。そしたら、彼から帰ると言い出しました。

勿論、私も帰るってね(笑)。

 

変わらない彼の意思に対しての決断

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その1週間はずっと泣き続けました。ご飯も全然食べられなかったし。

最初はずっと引きずってたけど、話を聞いてもらったり沢山泣いた結果、もう彼は私の好きな彼ではないんだな思いました。

元々、未来性はなく付き合う当初から何となく長続きはしないかもしれないと思っていました。それでもお付き合いはとても楽しく、私の中では一番長続きした人でした。

兎に角、沢山泣いてどうしようか考えました。

彼との付き合いは私には心地良かった。

彼以外の男性で私をいいって言ってくれる人なんて果たしているのか?

昔から抱えてて付き合うことでだいぶ緩和されていた劣等感が再び湧き上がってきました。そんな時にTwitterで誰かが西原理恵子さんの『女の子が生きていくときに、覚えていて欲しいこと』の本の存在を知って読んだのです。

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高校でダメになった時はもう無理だと決めつけて趣味に走っていました。それから何年も恋愛をすることなく20代半ばを迎えた私。今の職場では出会いなんてないのでこのままだとまた逆戻り。人が多い所に行くとやはりカップルが多く、羨ましく思ってました。私も付き合ってた頃はあんな感じだったのにな。あの時間はとても楽しかったなとかね。

となると、やはり思う訳です。

 

好きな人(恋人)が欲しい

 

私は動くことに決めました。動かないと無理だからね。

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こういうのはまずないから。

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それから私は『街コン』のことを思い出して、今までは考えられなかったので行ってみたのです。

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引き寄せで出会った好きな人

街コンはすぐ行った訳ではありません。

もっと自分を好きになってもらえるように1~2週間ぐらいは自分磨きに力を入れました。スキンケアに更に力入れましたよ。今まではプチプラしか使ってなかったけど、思い切ってデパコスのを導入してみたり。デパコスのスキンケアって本当高いんですよね。今まで使ってた4~6倍するよ。

でも、ケチらないおかげで身近な人から「肌が以前より綺麗になった」と言われて嬉しかったです。

クレンジングも変えたな。W洗顔しなくていいし、メイク落とすのも楽しくなりました。

それからずっと欲しかったキッカのチークも買いました♪

 

 

色々自分でも考え、2回目の街コンで恋人と出会いました。

恋人とは数分しか話していないのに話しやすくてびっくりしました。

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1回目のデートで恋人といると自然体でいられました。恋人からもまだ付き合ってない段階で「莉雨さんとはなんだか自然体でいられる」と言われました。

それから毎日LINEのやり取りをしつつ、2回目のデートで仕掛けた結果彼から「付き合いませんか?」と言われました。この時の段間で彼から「好き」とは言われなかったんですが、地元まで送ってもらってちょっと小さな公園で休んでいる時に彼から改めて「好きだ」と言われました。

本当ね、急転換でびっくり。12月までには出来るって自分で決めていて1ヶ月で出来たなんて。

引き寄せの力って凄い!

 

というかね、彼がずっと「どんどん莉雨ちゃんのこと好きになってる。やばい、可愛くてどうしよう」を何度も繰り返し言ってました(笑)。いいなぁ~とは思ってたけど、まだ好きかどうかは曖昧だったらしくて恋人自身が一番驚いてたそうな。

これ以来、彼は毎回私のことを可愛いって言ってくれます。こんなストレートな人もいるんだなぁってことに驚いたら、実は彼ハーフだってことを私に暴露してくれました。とてもじゃないけど日本人の顔なので最初からかわれていると思いました。

ですが、愛情表現のことを考えると確かにハーフだって言われてもおかしくない。

 

思えば、鑑定士さんに恋愛のことを相談した時に自分から好きになった人か訊かれたことを思い出しました。この時は気に留めなかったけど、恐らく私は自分から好きになった人じゃないとだめだったのかもしれない。元彼は気になるなって感じからのSTARTで実際には元彼の方が先に私を好きになってくれたパターンでした。

 

そして、私は付き合ったその日にこの人なら打ち明けても大丈夫(趣味のことも理解してくれているので)と信じて元彼との問題を告白しました。恋人は驚いてたけど、私が2ヶ月間そのことで悩んでいたことや怖いことを伝えると優しく頭を撫でてくれました。

 

「大丈夫だよ。莉雨ちゃんはよく頑張ったんだね」

 

私は何度泣いたことか。この日に勇気を出して元彼に連絡をとりました。この日に返信は来なかったけど次の日ぐらいに「連絡してくれてありがとう」ときて、具体的の日程を決めました。

 

今まで有り難う

元彼と会う日が決まりました。

やり取りが終わった後、恋人に迎えにきてもらうことをお願いしていざ待ち合わせ場所へ。

待っていると、元彼から声をかけてくれました。

悔しいことに元彼は私が好みの格好をしていまして、ちょっとだけときめいてしまいました。

半個室の居酒屋に移動して「何頼む?」と訊かれたんですけど、私はこの後用事があるから飲み物だけでいいと言いました。彼もそんなにがっつり食べなくていいかなって言いつつ、刺身を頼んで私にくれました。

 

そこから私の仕事の話。

まるで昔に戻ったかのようでした。

彼の仕事の話を聞くと、近々毎日働けるようになることややっと念願だった社会保険に入れること、仕事に慣れてきたことや職場の人が自分にはやっぱり合っていると絶賛してました。1人だけちょっと難ありの人がいるらしいけど。1回呑みもあったらしく、生き生きしていた元彼の表情がありました。付き合っていた時からそうだったけど、新しい仕事は元彼には合っていたみたいで私が望んでた自然な笑顔が増えた気がしました。やっと彼も新しい環境に落ち着いたのでしょう。

 

程なくして元彼に約束してたものを返してもらいました。

そして、私は彼にあの時言えなかったことを言いました。

貴方が思っている以上に傷ついた。けれど、恨んではいない。何故なら、貴方と付き合ったことによって沢山のことを知って、それが未来へ繋がったから。

 

「実はあれから私、街コンに行ったんだ。今のままだと出会いがないのわかってたから」

「えっ、凄いじゃん!で、どうだった?」

「2回行ったよ。それで今、新しく彼が出来て最近お付き合い始めたの」

 

それから相手のことをある程度訊かれて、元彼は真剣に聞いてました。

 

「本当良かった。俺は莉雨を幸せにしてあげること出来なかったから。それだけがどうしても心残りで心配してた。でも、その新しい人なら大丈夫そうだね。凄く表情がいいよ。クリスマスも一緒に過ごすんでしょ?」

「うん。クリスマスは平日だからまたイブかな」

「いいなー。俺は仕事場のクリスマス会で迎えそうだよ。多分、サンタのコスプレとかさせられるかも。ハロウィーンのイベントの時もそうだったからさ。お幸せに。応援してるよ」

「有り難う。幸せになるね」

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恋人が待ち合わせ場所についたというLINEがきました。

もう少し話したいなとも思ったけど、早く恋人に会いたいという気持ちもありました。恋人はゆっくり話していいよって言ってくれたんだけどね。

最後に「1年間有り難う。とても楽しかった」と言って、自然消滅を避け円満なお別れが出来ました。

もう元彼とは恋人関係になることはないけれど、やはり私の中では元彼の人間性が好きだっていうことに変わりありません。年齢が近くて仕事のことも話せるし、貴重な存在なんですよね。

これからは友達として付き合っていけそうです。

 

***

 

こんな感じで初めてのいい別れ方でした。

色んなことがあったけど、元彼と付き合えたことは私の中ではメリットだったと思います。

特殊な方でしたし、それに年齢差もありましたからね。

これからはそっち方面の記事もアドバイス的な意味を込めて書くのもいいかもって思いました。

長文になりましたがここまで読んで下さり有り難うございました。