トラブルの絶えない取引問題
詐欺は許されるものではない
ただしな、1つでもルールを守られてないと説得力はなくなるんやで?
Twitterである方の詐欺報告ツイが回ってきました。
つい最近遭ったチケット詐欺について書きました。文章力が壊滅的に死んでるんで読みにくいかと思いますが、こんなこともあるんだな〜って今後の参考程度に読んでもらえたらありがたいっす… pic.twitter.com/BMwJvKtcSL
— うまき (@stmkism) 2018年1月20日
詐欺の注意勧告をする前にきちんとルールを守ろう
今回の被害者の方、このチケットが何のチケットで詐欺られたか詳細は書いてありませんでした。
大体この手の場合、どんなチケットか書く方がいいと思います(公演名とか)。この方はプロフィールもあまり書いてないのですが呟きを見るとJヲタさんっぽかったので、恐らくJ系*1のチケットかなと思いましたが確信は出来ませんでした。
しかし、この方のフォロワーさんがこのやり取りがJ系のまとめサイトにまとめられてしまっていることを報告されていた。この時点でJ系のコンサートか舞台であることは間違いなし。
もぎ取られたという表現をしていたのでこの時点でJr.のコンサートではないということは一発でわかりました。知っている方も多いと思いますが、J系は転売防止策として去年からデジタルチケット制度(QRコード)*2を導入していて、譲渡に関してはかなり厳しくなりました。
同行レベルでグレーって感じですかね。
しかしながら、今回詐欺られたというチケットは舞台の公演のものだったのでデジタルチケットではなく、紙のチケットだったことから詐欺へと繋がったと思われます。
「ん?それじゃあ、ルールを守るってどういうこと?」
声優さんのイベントに行かれたり、舞台鑑賞が好きな方とかでチケット取引経験をしたことがあるヲタクの経験者さんはこの時代沢山いると思います。
そもそも、公式サイドとしては正規ルート以外でのチケット以外は正式には認めてはいないです。
ただ、そのチケットが本当に正規ルートで入手したものか調べることになると膨大な人件費や手間がかかります。一番理想はやはりちゃん公式の入手方法で買ったチケットで入ることですが、細かくは調べるのも不可能の為に割とグレーな部分も存在する訳です。*3
最近ではKiramune*4がチケットシェアリングという制度を導入し始めています。これは確かラフピ*5もやってたりしますね。説明すると長くなるのでざっくり説明すると公式が認めたチケット売買サイトで定価でチケットの取引が出来る制度です。
詳しく知りたい方は↓のURLにアクセスしてみて下さい。
話を戻しますね。
きっとJ系のファンでないとしてもJ系の事務所が色々と厳しいというのは知っている人は多いと思います。例えば、事務所に所属している限り個人のSNSのアカウント(TwitterやInstagramのアカウント取得出来ない)NGだったり、Amazonなどで彼らの画像が表示されないなど。それぐらい事務所は徹底しています。そして、デジタルチケット制度の設けたことによって規約も変えたりもしています。
ここからが大事なのですが、この方は詐欺以前に事務所の定めるチケット販売規約の第9条転売等禁止*6に触れている可能性があります。
要は譲渡もダメ。入場してたら退場させるし、支払い済みだとしてもチケット代は返金しないよ=正規ルートで入手したチケットでない限り認めませんよってことですね。
取引完了するまで相手を信用してはいけない
取引と言ってもこの世の中、色んな方法があります。
J系の譲渡のチケットのやり取りはよろしくないということは別にしておきます。一人私と同じような指摘をしている人がいました。
今回の加害者は男性(私が思うに性のなりすましの可能性は低い)ということ。この男性がどれくらいこのJr.を好きか、チケットを譲って欲しいのかちゃんと確認したかということはまず第一のポイントかなと思います。
勿論、J系が好きな男性はいます。本当に好きであれば彼らは熱く語ります。
私も以前街コンでキスマイが好きだと言ったんですよ。終わった後に連絡をくれた男性が「俺もキスマイ好きなんだよね~、特に宮田くん推し」
へぇーって思って、あとはKAT-TUNが好きだよとか言ってまして、それはいいんですけど普通そこまで好きだったら好きな曲の話とかになると思うのですが細かい所を踏まない時点であ、この人別にジャニーズが凄く好きって訳ではないんだなって悟りました。要は話のネタとして近付く為に合わせただけ。ちょっとパターンは違うけど似たようなもんだと思いますよ。
ジャニーズのダフ屋は殆どが男です。私が現場で見かけたことあるのは男性しかいなかった。 現場だったら見分けつくと思いますが、ネットだとすぐにはわかりませんよね。だからこそ、最後まで気を抜かずに警戒して欲しいです。
取引に確実に安全なんてない
私も取引は何度もしたことがあります。危うく詐欺られそうになったことは何回かありました。
誰かがね「やっぱり、取引で一番安心なのは手渡しだよね」とか言ってたけど、それ大きな間違えです
手渡しだって危険いっぱいです。実際に手渡しで詐欺られそうになった経験もあります。
これは浪川さんの野音ライブだったなぁ。倍率が高くて、なかなか同行させてもらうの見つけるの難しくて。この時の方は私より年上だったんですけど連絡が少しニブかったんですよね。現地で待ち合わせていて、向こうは物販買うから早く現地入りしたっていうのに時間になっても表れなくて。
しかも、こまめな連絡がこの時点でもとりにくいっていう。この時点で他のフォロワーさんからこの方がかなりルーズな方で詐欺まがいなことをよくしている常連だということを教えてもらいました。開演5分前ぐらいでやっと現れたのでライブはそれなりに楽しめました。
特に成人していない方は危ないのでもしも万が一何かあった場合、保護者の方が対応しなければなりません。隠すとか絶対だめですよ。
未成年の方は必ず許可をとってからの取引を!
また未成年の方との取引で相手が詐欺をしそうになった場合、警察の名前を出すと意外と効力がある場合もあります。
*1:某大手男性アイドル事務所の略。同人の場合はJ禁と使われている。
*2:J系が転売防止として始めた新たなチケット制度。紙のチケットの代わりにメールでQRコードが送られてくる。当日、そのQRコードをスタッフに読み取ってもらってレシートみたいの紙にチケットが発行されて初めて座席がわかる。ただし、そのQRコードのスクリーンショットは無効。というより、スクリーンショットがそもそも出来ない仕様になっており、必ずFCのマイページのを見せなければならない。そのため当日は充電にはいつも以上に気を遣う必要がある。
*3:ここでいうグレーというのは公式では決して了承している訳ではない。所謂、暗黙の了解。同人でいう2次創作と同じ意味。2次創作が出来るのも著者が目を瞑ってくれているから成り立っている。
*4:ランティスとバンダイビュジュアルの男性声優のみのレコードレーベル。レーベル名は「キラキラ」「コミュニティ」「ミュージック」の 造語。レーベルに所属している男性声優達によるコンサート『キラフェス(Kiramune Music Festival)』や『リーディングライブ』や『Kiramune Fan Meeting』や個々やユニットによるソロライブ・ソロイベントを開催している。
*5:声優・宮野真守さんのファンクラブ名の略。Laugh&Peaceです。Love&Peaceと間違えやすいので注意。ちなみにきーやんこと谷山紀章さんのキャッチフレーズは『Love&Peace+Eros』だよ。