ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生を観てきました
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使い誕生』を観てきました。
私は特に考察とかしません。
色々と考える部分はあったけど、項目別にダラダラと書くのは得意ではないですし、それはコアなファンが沢山書いているかなと思うからです。
あくまで自分が思ったことを感想として書こうかなと。
私はというと、ハリー・ポッターシリーズ原作は番外編を除けば全部読破。
勿論、映画シリーズも全部観ています。
1巻以外は映画館行ったっけな?
前作のファンタビはタイミングが合わず、金曜ロードショーでリアタイ&録画したものを観たぐらいのレベルです。
それでは追記にネタバレオンリーの感想を語っていきます。
まだ観てないよという方は観ないことをおすすめします。
あらすじ
ホグワーツ魔法魔術学校の卒業生ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者。
世界中を旅しては魔法動物を集め、不思議なトランクに詰め込んでいる。
そんななか、イギリスにもどって来たニュートは、捕らえられていた“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃げ出したことを知る。
ホグワーツ魔法学校のニュート恩師ダンブルドア先生(ジュード・ロウ)はニュートに告げる。
「黒い魔法使いを倒せるのは、キミだけだ。」と。
魔法界と人間界の支配を企む黒い魔法使いを追って、ニュートが仲間や魔法動物達と向かったのは、パリ!
しかし、悪の力は仲間たちにまで及ぶことに!?
試されるニュートと仲間たちの絆、果たして彼らは世界を黒い魔法使いから守れるのか!?
ハリー・ポッターシリーズを観てなくても楽しめる
ファンタビのいいところってずばりこれだよなって思います。
今回、私の母も一緒に観ました。ハリポタの知識は殆どありません。
ハリーやロン、ハーマイオニー、ダンブルドアの名前ぐらいしか知識ないです。
金曜ロードショーでハリポタシリーズをまた途中から流してましたが、正直これ観ただけじゃ「んんっ!?」って部分が多すぎる。
ハリポタといえば、4巻の炎のゴブレットから上下巻構成になってて映画も長くなっているんですよね。今回も小ネタ満載だったのですが兎に角、気にするとこんがらがるので逆に知識がない方がすんなりと世界観に入り込めるかもしれない。
もし、原作をもう一度DVDを観たり、原作を読み直すなら
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やはり、不死鳥の騎士団かな?
今回、ちょこっとだけどある人物が出てくるので
ここまで書けば誰のことか原作ファンはわかるのでは?
そうです、あの賢者の石を作ったニコラス・フラメルが出てくるのです!
思わず「わっ」って口にしてしまいましたよ。
もうこの当時には賢者の石がありましたので興奮!
逆にハリポタシリーズをよくわかってない人は、映画を観終わってから観た方が楽しいかも。
風当たりが強いノーマジと魔法使い
ハリポタシリーズといえば、『純血種』『半純血種』『マグル』という呼び方があります。純血種はマグル(人間)を嫌ってます。
ですが、ハリーの時代はまだいい方でマグル生まれのハーマイオニーみたいな子もホグワーツに通って魔法の勉強をする時代。
が、しかし、ニュートの時代はこれ以上に厳しいものがありました。ロンドンとアメリカとじゃ同じマグルでも差別が違うのですね。アメリカの方がもっと厳しかった。
『ノーマジ』ってわかりやすい言い方ですね。
前回から注目されていたのが闇払い・ティナの妹で、人の心が読める魔女・クイニーとノーマジ・ジェイコブとの恋。
2人は一瞬にして恋に堕ちるものの、魔法使いとノーマジは結婚どころか交際する認められていないので前作の最後ではジェイコブはニュート達、魔法使いに関する記憶は全部消えてしまいました。
だけど、続編となる今回はクイニーとジェイコブ2人でニュートに会いに来ます。
何故、ジェイコブがクイニーのことを完全忘れてなかったのかというトリックが明らかになる訳ですが、実は2人は結婚を考えていてそれを報告する為とも兼ねてはるばるニューヨークからきたんですね。
だけど、ニュートはジェイコブがクイニーの魔法にかけられていることがわかって、それでは幸せにはなれないと諭すように魔法を解いてしまう。結婚に関してはもう何度も話し合ってた2人。魔法使いとノーマジが結婚すると魔法使いはアズカバン行きになる。
ジェイコブは離ればなれになる方が辛いと思っていて、咄嗟に思ってしまったことをクイニーに読まれてしまい彼女はティナの元へ行くと行ってジェイコブを置いていってしまった。懸命に弁解してもいつものクイニーとは違ってジェイコブの言葉が届かない。
そう、クイニーの元にグリンデバルトという悪魔の囁きによって別の道を選んでしまいました。ジェイコブなら絶対ついてきてくれると思ったのに、俺はノーマジだから君と同じ道なんて選べないよと断られた時のクイニーの絶望の顔は忘れられませんね。彼女は闇堕ちしていまったので法律を正すどころか一緒に幸せになれる可能性を余計狭めてしまった。
でも、クイニーは私諦めてないと思います。グリーデンスのことも気にかけてたし。最終的にはこっちに戻ってきそうな気がするけど裏切りってことでグリンデルバルドに殺害されないかが幸せ。クイニーとジェイコブには幸せになって欲しいです。
主人公はニュートじゃない!?
前回はジェイコブ、今回はニュートというよりグリンデルバルトとグリーデンスが主人公って感じでした。
EDクレジットもエディの名前が4番目辺りにきてるんですよね~。
うん、普通にニュートが主人公だと思うよね?
確かに沢山話してはいるものの、やはりグリンデルバルトとグリーデンスの印象が強すぎて。
グリンデルバルトは前作だと本当ちらっとしか出てなくて、兎に角ヤバイ危険人物ぐらいしかわからなかったですもんね。
エディが取材で「グリンデルバルトの演説のシーンは本当凄いよ」と絶賛してた理由も納得です。
元々、人の心を揺れ動かすのも得意だし、更にジョニー・デップのあの迫力の演技は鳥肌立ちますね。
そして、忘れてはいけないのは今回初登場・ジュード・ロウ演じる若き頃のダンブルドア。
声は森川さんだし、イケメンすぎないか!?
今作はニュートがホグワーツに通っていた頃のシーンがあります。
そうだった、ダンブルドアは闇に対する防衛術の先生だった。
まね妖怪・ボカートに「リディクラス!」
リディクラスの呪文と言えば、『ハリーポッターとアズカバンの囚人』でルーピン先生が教えてくれましたね。
今更ながら知ったのはニュートはハッフルパフ出身なんですよね。
ハッフルパフといえば、4巻で亡くなったけどセドリック・ディゴリ―の出身寮ですね。
『勤勉』『忍耐』『献身』『慈愛』『寛容』が特徴的。
ハッフルパフはどこにも入れない子を入れたり、劣等生のイメージが強かったのですが実際には努力家で我慢強く正義感が強くないと入れないそうな。
ああ、ニュートがハッフルパフなのは納得。
ちなみに自分がどこの寮に相応しいか診断出来るのがあるのですが、私はハッフルパフでした。
妹はユニバに行ったのでハッフルパフのピンズを買ってきてもらおうとリクエストしたのですが、ハッフルパフのグッズが殆ど無かったということで恐ろしい!
おなじみの人物にハリポタファン歓喜!
例えば、ニュートはハリー達が使う教科書の著者であるのですが、今回関連のある人物はファンにとっては嬉しいものがありました。
まさかナギニが出てくるとは思いませんでした!
ナギニのといえば、ハリポタでおなじみですね。ヴォルデモートが一番信頼してた蛇です。
ナギニって女性だったのね。
しかも、アジア系の美人だ!
もっとナギニって冷徹だと思っていたけど、人間のナギニは悲しい思いやりのある女性って感じでしたね。
でも、蛇に変身できるってことでサーカスに掴まっていたので蛇として生きていくことになるのは時間の問題だったのですね。
グリーデンスがグリンデルバルトについてしまった訳ですが、彼女は果たしてどうやって生きていくのが気になりますね。
『賢者の石』で重要な人物といえば?
まさかあの賢者の石を作ったニコラス・フラメルが登場するとは!!
最強魔法使いの1人ということで最後はダンブルドアを再会してます。
グリンデルバルトがパリを制圧した時、あんなにおどおどしてたけど率先して引っ張ってたのは流石ですね。
今後の活躍に期待です。
ニュートの初恋の相手、リタ・レストレンジ。
1巻でちらっとニュートとクイニーのやり取りで名前と写真は出てきましたが、まさか今回重要な人物になるとは思いませんでした。
レストレンジといえばベラトリックスですね。
彼女はブラック家から嫁いでいるので血筋は違うようですが。
レストレンジも闇の魔法使いを率いるトップクラスの一族で家系図が男性はちゃんと顔写真あるけど女性は花。
彼女はとある秘密を抱えててそれに苦しんでいたけど、学生時代にニュートと出会ったことで少し安らぎを得てたみたいですね。皮肉にもニュートの兄・テセウスの婚約者になっちゃったけど。
とまあ、こんな感じで他にも色々ありますがちょっと関わりがあって面白いですよね。
総評
私、個人としては気になることが沢山あってとても楽しかったです。
今回はニフラーが大活躍でしたし、魔法も結構出てきたので良かったですよね。
スキャマンダー兄弟も熱かった。
テセウスはリタはもう自分のものなのにニュートがちょっかいかけて気に入らない。
最後2人が協力しているのがほほえましかったです。
ちなみに中の人的にはエディの方がお兄ちゃん。
金曜ロードショーでハリポタの死の秘宝を流してくれたのですがこれは失敗でしたね。
ファンタビ→死の秘宝PART1&2の方が良かったと思います。
やはり、ファンタビは面白いので色んな人に観てもらいたいです。